クラウドファンディングのプロジェクト作成時に必要な画像を徹底解説!
2025年06月20日

今回は、クラウドファンディングのプロジェクト作成時に必要な画像について徹底解説します。画像を用意するときのポイントも解説するので、ご参考にしてみてください。
クラファンのプロジェクト作成時にはどんな画像が必要?
クラファンのプロジェクト作成時には、メイン画像、起案者の画像、説明画像などを順番に掲載していきます。商品やサービスのこだわりを表す画像や背景を語るストーリー画像、これまでの活動画像や詳細なリターン画像なども必要です。クラファンのプロジェクト作成時に必要となる画像について詳しく解説します。
メイン画像
メイン画像は、プロジェクトページを訪れた人が最初に目にする画像です。プロジェクトのサムネイル画像でもあります。メイン画像はプロジェクトの顔であり、第一印象を決定づける最も重要な画像です。一般的に、メイン画像は1〜5枚程度掲載します。メイン画像では、プロジェクトの内容や魅力を一目で分かりやすく伝えなくてはなりません。高画質でインパクトのある写真を使用し、キーワードやキャッチコピーをテキストで入れましょう。
起案者の画像
冒頭に起案者の画像を掲載することで、プロジェクトへの共感と信頼性を深めます。インターネット上の取り組みであるクラウドファンディングでは、プロジェクトの起案者や実行メンバーの顔を見せることがとても効果的です。プロジェクトに人の温かみが加わり、支援者は安心して応援しやすくなります。誠実さや情熱が伝わるような、自然な表情の写真を選びましょう。身だしなみを整え、清潔感を意識することも大切です。
説明画像
説明画像は、文章だけでは伝わりにくい、プロジェクトの内容や特徴を表現するための画像です。プラットフォームによっては、イメージ画像と呼ばれていることもあります。
説明画像では、リターンとなる商品の機能や使い方、サービスの仕組み、プロジェクトによって解決したい課題などを、写真や図、グラフなどで視覚的に表現します。文章だけでは、ユーザーが飽きてプロジェクトページから離脱しやすくなるため、箸休め的な役割もあります。基本的に枚数の決まりはないため、必要に応じた数を掲載しましょう。
こだわりを表す画像
こだわりを表す画像とは、プロジェクトにかける情熱や、商品・サービスに対する独自性や優位性を示すための画像です。リターンの開発秘話や、最新の技術を駆使していることなどが伝わる写真を掲載しましょう。細部へのこだわりが伝わるような画像を用意できると、プロジェクトの魅力と信頼性が高まります。
ストーリー画像
プロジェクトの背景にあるストーリーは、支援者の「応援したい」という気持ちを強く引き出します。ストーリーを効果的に伝えるためには、プロジェクトが生まれたきっかけを語るためのストーリー画像が必要となります。過去の実績や困難を乗り越える様子、未来のビジョンなどを表現しましょう。ストーリー画像では、視覚的効果で感情に訴えかけるように工夫することが大切です。
これまでの活動画像
起案者や実行メンバーの活動経歴がある場合は、活動の様子が伝わる画像も掲載しましょう。これまでどのような活動をしてきたのかを示す画像は、信頼性を高めるのに効果的です。活動風景やイベント開催の様子、メディア掲載実績などがあれば画像で紹介しましょう。これまでの活動実績は、プロジェクトの実現可能性とチームの信頼性の裏付けになります。
リターン画像
プロジェクトページの後半には、リターンの詳細が伝わるリターン画像を掲載しましょう。リターンは、支援者がプロジェクトを支援するかどうかを判断するときに、最も注目する重要な情報です。
リターン画像では、商品やサービスの内容や魅力が伝わるように工夫しながら、詳細を説明します。リターンの実物をさまざまな角度から撮影したり、実際に使用しているイメージが湧くように工夫したり、支援者が知りたいと思う情報を届けられるよう意識してみてください。
物的リターンであれば、サイズ、色、素材感などが明確に伝わるように、明るく鮮明な画像を用意することも大切です。魅力的なリターン画像は、支援を検討している人の最終的な決定を後押しします。
クラファンのプロジェクト画像を用意するときのポイント
クラファンのプロジェクト画像を用意するときのポイントは、適切なサイズを確認することです。画像にはなるべくテキストを入れたり、文章との割合は6:4を目安にしたりすることも大切です。クラファンのプロジェクト画像を用意するときのポイントを詳しく解説します。
適切なサイズを確認する
各プラットフォームによって、推奨されている画像サイズやファイル形式が異なります。サイズが不適切だと画像が反映されなかったり、表示崩れを起こしたりする可能性があります。
ファイルサイズが大きすぎるとページの読み込み速度が遅くなり、支援者が離脱する原因になることも。プロジェクトのプロフェッショナルな印象を損ねてしまうリスクがあるため、推奨サイズやファイル形式は必ず事前に確認しましょう。
日本の大手クラファンプラットフォームである「CAMPFIRE」と「Makuake」の推奨サイズは、以下のとおりです。
CAMPFIRE | Makuake | |
メイン画像 | 横1200px ✕ 縦800px 程度 容量 10MB以内 |
横1600px ✕ 縦900px(比率が16:9になればOK) 容量 10MB以内 |
本文内画像 | 横1200px ✕ 縦800px 程度 容量 10MB以内 |
横1230px 容量 各画像2MB以内 |
リターン画像 | 横900px ✕ 縦600px 程度 容量 10MB以内 |
横690pt ✕ 縦388 pt(比率が16:9になればOK) |
プロフィール画像 | 縦横比200px ✕ 200px以上の正方形の画像推奨 | 横400px✕ 縦400px(比率が1:1になればOK) |
動画 | YouTubeまたはVimeoのURL | YouTubeまたはVimeoのURL |
縦横のサイズだけでなく、容量の制限にも気をつけましょう。多くのユーザーは、パソコンからではなくスマホからプロジェクトページを閲覧します。画像サイズは、必ずスマホからも確認することが大切です。
画像にはなるべくテキストを入れる
プロジェクトページに掲載する画像には、なるべく補足となる短いテキストやキャッチコピーを入れることをおすすめします。情報をテキストで補足することで、画像だけでは瞬時に伝わりにくい魅力を表現でき、視覚的なインパクトも与えられます。プロジェクトページを読み進めやすくなる効果もあるため、必要に応じて適宜工夫しましょう。
ただし、テキストが多すぎると、画像の視認性が下がってしまうデメリットがあります。バランス良く画像を作成する、デザイン力が問われます。
画像と文章の割合は6:4を目安にする
プロジェクトページ全体における画像と文章のバランスは、「画像6:文章4」が目安です。画像が少なすぎると単調で読む気を失わせやすく、逆に文章ばかりでは内容が頭に入ってきにくくなります。画像と文章の割合は6:4を目安にすることで、視覚的な情報が豊富なのに内容も理解しやすい、という黄金バランスに近づくでしょう。
適切なバランスで画像と文章を配置することで、支援者はストレスなくページを閲覧でき、プロジェクト内容をきちんと理解したうえでの支援につながりやすくなります。
クラファンのプロジェクト作成では画像が大切(まとめ)
クラウドファンディングのプロジェクトページにおいて、画像は支援者の関心を引きつけ、支援を促すためにとても重要です。今回は、プロジェクトの第一印象を左右するメイン画像、信頼性を高める起案者の画像、内容を視覚的に伝える説明画像、情熱や独自性を示すこだわり画像、共感を呼ぶストーリー画像、実績を示す活動画像、支援判断の決め手となるリターン画像が必要であることを解説しました。
これらの画像を効果的に掲載するためには、適切なサイズの確認や画像へのテキスト挿入、画像と文章のバランスを整える(画像6:文章4が目安)ことが大切です。高品質で戦略的な画像準備が、プロジェクトの魅力を最大限に伝えられることにもつながるでしょう。
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