クラウドファンディングコラム

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NPOのクラウドファンディングの特徴4つ!事例や注意点とは

2025年01月05日

クラファン解説

NPOのクラウドファンディングの特徴4つ!事例や注意点とは
吉田

執筆者吉田

クラウドファンディング事業部 アカウント担当

PR会社で4年営業を経験しクリエイトアソシエへ
クラウドファンディングのプロジェクトを成功に導くサポートをしております!
近年、クラウドファンディングを活用して支援を募るNPO法人が増えています。NPOのクラウドファンディングは寄付型のプロジェクトが多く、地域や社会への貢献を目指す内容となっているのが一般的です。

NPOのクラウドファンディングを支援すると寄付金控除の対象となることがあるため、支援者にとってもメリットが大きいといえます。今回は、NPOのクラウドファンディングの特徴4つを紹介します。NPOのクラウドファンディングの事例や注意点も紹介するので、ご参考にしてみてくださいね。

NPOのクラウドファンディングの特徴4つ

NPOのクラウドファンディングの特徴は、寄付型が主流で公益性の高いプロジェクトが多いことです。透明性を保つことがより重要であること、寄付金控除の対象となることがあることも特徴といえます。NPOのクラウドファンディングの特徴4つを解説します。

寄付型が主流

クラウドファンディングには購入型、寄付型、投資型など種類があります。最も多く一般的なのは購入型のプロジェクトですが、NPOのクラウドファンディングは寄付型が主流です。

寄付型のクラウドファンディングでは、基本的にお礼以外のリターンを用意しません。寄付という形で支援を募り、調達した資金は主に地域や社会貢献に活用されます。

公益性の高いプロジェクト

NPOのクラウドファンディングは、公益性の高いプロジェクトが多い特徴があります。利益を追求するためではなく、公益性を重視し、地域や社会に貢献するためのプロジェクトが立ち上げられます。公益性が高いことから、NPOの活動に共感し、社会貢献したいという動機で支援してくれる支援者が多く見受けられます。

透明性を保つことが重要

NPOのクラウドファンディングで得た資金は、寄付金とも捉えられます。寄付金の使い途は慎重に検討し、支援者には情報開示を徹底し、透明性を保つことが重要です。寄付金がいつ、何に、どれくらい使われるのか、活動報告や進捗情報をこまめに更新しましょう。

寄付金控除の対象となることがある

寄付金控除とは、国や地方公共団体、特定のNPO法人などに寄付をした場合に、所得税から一部が控除される税制上の優遇措置のことです。NPO法人へのクラウドファンディング支援は、寄付金控除の対象となるケースがあります。

プラットフォームによっては、寄付金控除の対象となるプロジェクトがわかりやすくまとめられています。社会貢献をしながら節税対策をしたい人にとって、NPOのクラウドファンディング支援はメリットが大きいといえます。

NPOのクラウドファンディングの事例

NPOのクラウドファンディングのイメージが掴めないときは、事例を参考にするのがおすすめです。プロジェクトの起案を考えているのであれば、キャッチコピーやリターンの内容、目標金額の規模なども細かく分析してみましょう。NPOのクラウドファンディングの事例を紹介します。

“子どもたちを育む場を守りたい!” ラオス事務所併設 図書館 の存続にご支援を

ラオスで30年以上読書推進活動をしてきたNPOラオスが、ラオスにある図書館の存続支援を募るプロジェクトを立ち上げました。リターンには、メールでの感謝状や図書館でのイベント開催のスライドショー動画などを用意。プロジェクトは成功し、約100万円の資金調達を達成しました。

https://camp-fire.jp/projects/620464/view?list=search_result_projects_popular_page6

弊社の見解

こちらのプロジェクトの良かった点は、説明文の構成に力を入れており、現地の写真も交えながら、読みやすいページとなっていたことです。支援金額も1,000円からと手軽で、初めてこちらのNPO法人を知った人でも、気軽に支援しやすい内容となっていました。改善が見込める点は、写真だけでなく、現地の子どもたちの動画なども掲載することです。

【緊急支援】より多くの命を救う為に、原宿唯一のドッグシェルター増設へ

動物保護活動団体であるNPO法人Tier Heim KOKUAが、原宿唯一のドッグシェルター増設支援を募るプロジェクトを立ち上げました。リターンには、感謝メールや感謝状授与式券を用意。プロジェクトは成功し、約570万円の資金調達を達成しました。

https://camp-fire.jp/projects/606754/view?list=search_result_projects_popular_page6

弊社の見解

こちらのプロジェクトの良かった点は、プロジェクト名や冒頭の説明文などがわかりやすく、支援を訴える切実な内容となっていたことです。文章や写真だけでなく動画も活用し、視覚的にも聴覚的にも熱く支援を訴えかけていました。改善が見込める点は、アイキャッチ画像などのデザイン性や視認性を高めることです。

【おかげさまで15周年】社会活動にパラレルキャリアで挑むことを当たり前に!

「2枚目の名刺を持つこと」に関する活動をしてきたNPO二枚目の名刺が、活動の幅を広げる支援を募るプロジェクトを立ち上げました。リターンには、お礼のメッセージや公式サイトへの名前掲載、代表による講演などを用意。プロジェクトは成功し、約160万円の資金調達を達成しました。

https://camp-fire.jp/projects/781028/view?list=search_result_projects_popular

弊社の見解

こちらのプロジェクトの良かった点は、オリジナリティの高い内容であったことです。アイキャッチ画像や説明動画などにも力が入っており、支援者に情報がよく伝わる内容となっていました。改善が見込める点は、支援金額に応じてリターンの内容をもう少し充実させることです。

NPOがクラウドファンディングをするときの注意点

NPOがクラウドファンディングをするときの注意点は、利益を追求しないことです。NPOは日本語では「非営利団体」や「民間非営利組織」と称されています。

NPOの基本理念は、利益を追求するのではなく、社会貢献を目的として活動することです。クラウドファンディングで資金調達をすることに問題はありませんが、資金の使い途は利益の追求ではなく、社会貢献でなくてはなりません。

NPOであることを念頭に、情報や資金の使い途の開示を徹底し、透明性を保つように気をつけましょう。

NPO法人もクラウドファンディングを活用できる(まとめ)

NPOは非営利団体ですが、地域や社会貢献のためであれば、クラウドファンディングを活用して資金調達することができます。NPOのクラウドファンディングは寄付型が主流で、法人の種類によって支援者は、寄付金控除を受けられる可能性があります。

法人は支援者からの資金は寄付金として考え、透明性を保ち、地域や社会貢献のために活用することが大切です。クラウドファンディングのイメージが掴めない場合は、同ジャンルの成功事例を参考にするのがおすすめです。

目標金額の規模感やリターンの内容などを参考にして、取り入れられそうなアイデアがないか分析してみましょう。弊社には、NPOのクラウドファンディングに関しても経験豊富なスタッフがいますので、お気軽にご相談ください。

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